昨日、3年生の校内授業研究会が行われました。本校の研究は算数科の授業を通して、「考えを持ち、進んで表現する子どもの育成」を研究の主題としています。表とグラフの単元で、目盛りのつけ方が異なる2つのグラフを比較する活動を通して、目的に合った目盛りのつけ方について考える場面でした。グラフ提示の工夫は見事で、開始わずか1分ほどで全員が「どっちだ?どう説明できる?」と本時のやるべきことに集中していきます。子供たちの表情も豊かです。「ちっちゃいな」「あっ同じだ!」「1目盛りがちがうか?」つぶやきながら自分の考えを持ちます。「いいよ、最初の考え消さなくていいから」温かい声がけに、自分を認めてもらっている安心感もありました。そして友達と交流して考えを深めていく。「感動」と「驚き」があり、最後にはできた喜びの笑顔がある授業でした。