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土曜日は待望の映画なのに、1週間しか上映しないので今日逃したら見れない〜とばかり、フォーラムに竹中直人監督「サヨナラCOLOR」を見に行きました。(10/28まで上映です。ぜひ見に行ってください☆)
夏のお盆頃、渋谷のHMVでサントラを視聴した。東京ではちょうど封切りしたばかりで、見てくればよかったと後悔した映画だったので、2ヶ月半の時間差でやっと見れました。

ストーリーは、佐々木(竹中)は病院の先生。ある日同級生でずっと心の中にいた初恋の人・未知子(原田知世)が子宮ガンで入院してきて再会する。しかし未知子の記憶には佐々木の存在がなかった…。記憶を取り戻させようとがんばる佐々木。気味悪がる未知子…。 手術を絶対成功させるという熱意と執念に、自らの命をかけてしまおうとする佐々木…。次第にこころを打ち解けてくる未知子…。

なんかね、すごくタイトル同じの主題歌はぴったりマッチしすぎてた…そこから生まれた脚本なのだから当たり前なんだけど。 > ちょい役ゲストも多彩で竹中直人の映画といえばおなじみ同級生のキヨシローもギター弾いてた。さりげなく患者になってた永積タカシや原田郁子。 やっぱり病院の話だから、ちらちらっと、ほろっとしてしまうシーンがあります。

生きてれば楽しいこともあれば、見たくもない愛憎劇だってあります。そんな現実の中でも、未知子っていう人は透明感があってかわいい人なんですね。最後にタイトルのようにいろんな別れがあって、そこから彼女は新しくはじめていくんだけど、わたしには共感できるストーリーでした。未知子みたいに透明感があって、かわいい人になりたいなと思います。年とか関係ないんだよね…そういうのって…きっと。

なにをするにも「若いからできる」とかそういうものさしでものごとを決めるのは違うんだなと思った。逆に言えば、もう若くないからってあきらめるってのはちょっと違うってことかな。

三十路を越えてから、二十代とは違う足の踏み方がわかってきたような気がする。少しづつだけど着実に自分の後に道ができてるような気がする。そして、その方向もわかってきた気がする。また道を進んで行かなきゃと思う。
「サヨナラCOLOR」はちょっと大人の話かしら? ほろりとくるけど、凛としてる女性は素敵です。

邦画好きですが、竹中直人監督作品は特に好きです。「東京日和」が大好きです。
「サヨナラCOLOR」もDVDになったらまた見ようと思います