Vol.6 キャリアカウンセリングを受けるメリットとは?

  • Vol.6 キャリアカウンセリングを受けるメリットとは?
 
キャリアカウンセリングは、「カウンセリング」という名前がついていますが、何か悩みがなければ受けられないとか、困り事がなければならないとか、それこそ病気の診断とか、そういった目的で行われるものではありません。

歴史を紐解くと、キャリアカウンセリングは、1900年代にアメリカで発生した「職業指導運動」「心理測定運動」「精神衛生運動」の3つの分野の活動が相まって形作られています。(ざっくりと端折っていますので、厳密には専門書などをご参考ください)

1.職業指導運動:急激な工業化によって、新しい仕事が多数誕生。仕事の理解があまりないまま、適性を考慮せずに就業することで早期離職が大量発生。自分の能力や価値観と、職業とのマッチングを図っていこうとする活動。

2.心理測定運動:(教育測定)個人の能力や適正などを客観的に捉えようとする活動。これによってIQや適性測定ツールなどの開発が進んだ。

3.精神衛生運動:心の健康や精神疾患への理解を促し、精神的な健康管理に注目が向けられるようになった。

キャリアカウンセリングというと、「仕事の悩み相談」というイメージがあるかもしれませんが、源流はそれだけではないのですね。



キャリアカウンセリングを受けるメリット

では、「キャリアカウンセリング」を受けると、どんなメリットがあるのでしょうか。

1・自己理解と職業理解を深められる

1つ目は、自己理解と職業理解を深めることができること。自分はどんな価値観を持っているのか、どんな能力を持っているのかをカウンセラーとの対話を通して整理することができます。また世の中にどんな仕事があるのか、その仕事にはどんな能力が必要なのかといった情報を手に入れることができます。


2・客観的な指標が持てる

2つ目は、適性テストを利用して客観的な指標が持てること。カウンセリング中に適性テストを使用するかどうかは、状況によります。
また適性テストには様々な種類があり、賛否もありますが、例えば「人よりも心配性の傾向がありそう」「他の人と比べると、実は自己主張が強いかもしれない」などの結果が数字や図表で出ますので、自分を振り返るきっかけになります。


3・心のモヤモヤが晴れてくる

3つ目は心のモヤモヤが晴れてくること。「このままの生き方でいいのか不安」「もっと自分に合うような仕事があるような気がする」「自分が外からどう見られるのか心配」といった、すっきりしないモヤっとした気持ちを吐き出すことで、前向きになり、モヤモヤの姿を見つけることができます。漠然としたモヤモヤが「明確な課題」となれば、この先どうするかを具体的に考えられるようになりますね。



キャリアカウンセリングで、自分らしい人生を

世の中の技術が進み、多くの仕事がコンピューターや機械に取って替わられていくことが想定されている中で、一層キャリアカウンセリングへの注目度は高まりつつあります。
まずは試しに一度受けてみると良いかもしれませんね。

コンサルタント 佐藤大輔
2016.03.24:原田幸雄:[お知らせ]