☆活動日記☆

そう 例えば銃のように
威厳を持って君臨できたなら

それでなくても ナイフのように
鋭くこの世を生きて行けたら

なんの意味も持たない僕の一生も
何か意味のある物に
誰かにとって意味のある物に
なっていたかも知れないのに


1つ 2つと増えていく命の反対で
2つ 3つと消えていく命がある
彼らの一生は 意味のあるものになるのだろうか
彼らの一生は 意味のあるものだっただろうか

もしも彼らと同じように
僕が消えて行ったとしたら
いくつの涙が零れるのだろう
どれだけの涙が流れてくれるのだろう


歩く
道路沿いの空き缶を蹴飛ばして 紅く染まった空を見上げた
何にも知らないような顔して
焦らなくてもいいんだと言いながら
大きな炎は全てを飲み込んで
ビルの隙間に食べられていった
歩く
蹴飛ばした空き缶を手にとって
脇にあるゴミ箱へ投げ入れてみた
そんな些細なことなのに
なんだか少しだけ 世界が広がって見えた

そうだ
誰かにとって意味のある人生じゃなくても良いんだ
零れる涙なんかこれっぽっちも期待してない
僕の命に意味なんていらない


僕はただ 自分にとって意味のある命を それだけを…

2006.01.16:ぼっさん:[メモ/]


▼コメントでもドウゾ
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