HOME > 記事一覧

かたいものに囲まれた子供たち

 先日、東京出張だった。
 当たり前の光景かもしれないが、異様な感覚を覚えた。
 駅に行くと、通勤ラッシュ。スーツ姿の男たちがワンサカいる。すべて、黒とグレー系のスーツ。当たり前かもしれないが、異様な感覚を感じた。「こんなに人がいなくてもいいのに。田舎もいいよ」と言いたかった。

 仕事で営業まわり・・東京の商店街へ。商店街というより、ビル街。目的の店へ行く途中。高いところから子供たちの遊ぶ声・・。よく見ると、ビルの上にある幼稚園らしき建物のグラウンドから聞こえるようだ。東京のグラウンドは建物の上。ゴムシートのグラウンド。金網に囲まれている。
 田舎のグラウンドは土だ。いや、土が当たり前。
 都会の子供はかわいそうだ。土がない、虫がいない、緑がない、草がない。
 つまり、コンクリートや鉄骨など、硬いもので囲まれて育っている。
 硬い、やわらかいは比較対象があってこそ、その感覚が生まれる。
 しかし、硬いものに囲まれて育つ子供たちは、人間としての感性に欠落する部分が出てくるような気がする。都会の子供たちはかわいそうだ。こんな環境で育つから、考えもしないような事件が起きるような気がする。硬い、やわらかい感覚が乏しいから。
 子供たちは田舎で育ってほしい。都会の親のみなさん、お願いします。
2008.10.20:主人:コメント(2):[ふるさと・田舎]

バカ親とこんにゃくゼリー

 昨日のニュースで、1歳の子供がこんにゃくゼリーをのどに詰らせて窒息死のニュースが報道された。
 しかし、バカ親もいい加減にしてほしいと思いませんか?今まで17人が死んだとか。学習能力のある親だったら、小さい子供にこんにゃくゼリーを食べさせないでしょ!なぜ、1歳の子供にこんにゃくゼリーを食べさせるのか? これは絶対、商品の責任ではない。「小さい子に食べさせないで・・」みたいな表示もしているそうだけど・・それでも、親はわかんないのかなぁ? ほんと、バカな親が多いもんだ。あきれるよ。
 じゃ、小さい子に、つきたての餅を食べさせるか? のどに詰りそうだから、食べさせないとか、小さくちぎって食べさせるとか、するでしょ!それとこんにゃくゼリーも同じでしょう。メーカーばかりが災難だね。親が目を話した隙に食べたかもしれないが・・。
 小さい子を持つ親たちよ、よく聞け!
 小さい子がこんにゃくゼリーは食べたいと言ったら、親が監視をして、小さく切ってあげるとかの工夫をして食べさせてあげてください。メーカーがかわいそうです。
2008.10.01:主人:コメント(0):[世の中の動き]

米の消費拡大・・米粉じゃないだろ

 米の話は、おにぎりをはじめ、かなりふれてきたが、また、ふれる。
 今、米粉の話題が多い。でも、米の消費拡大に、米粉でいいのだろうか?
 また、おにぎりの話をする。
 山形のさくらんぼの季節に、山形県観光物産会館でもいい、道の駅でも、いろんなおにぎりが食べられる店があったら、いいだろううなぁ・・そんな夢があるのです。おいしい梅干、漬物、きのこ、豆、牛肉、食用菊、青菜・・おばあちゃんのアイデアがいっぱいおにぎりの露店で「いらっしゃい、いらっしゃーい!ここのおにぎりはうまいよー」なんて、声が聞こえるイベントを夢見てる。

 米粉? 先日、村山市の国道13号沿いの米粉のパンの専門店に行ってきたが、とてもおいしかった。はやっているみたい。山形県は、こんな店をいっぱい作りたいのか? 産直のメンバーにも米粉の講習会を多く開催し、いろいろしているようだが、産直のおかあさんたちに「菓子製造業」を取れと言っているのか? 米粉の菓子は保健所の許可が必要だ。
 米粉はお菓子屋さんに任せればいい。講習会の開催に際しての県職員の人件費と事業予算をこまこまとあちこちでしているなら、その分を菓子屋さんに安く売ってしたほうがいいじゃないか! 私は「杵屋」にでも、してもらったほうがいいと思う。

 山形の米の本当のおいしさを知ってもらうことを考えようよ!
 それは、米粉じゃないでしょ!
 手っ取り早いのは、葬式のときのお茶はやめよう!お米券にしよう!
 赤ちゃんの内祝いは、生まれたときの体重と同じ重さの米を贈ろうよ!

誰か、米の消費拡大で、すばらしいアイデアはないか?

2008.09.26:主人:コメント(2):[世の中の動き]

新ゆとり都にアルケッチャーノ

 今日の新聞で、新山形のアンテナショップの飲食部門に、食の都庄内の中心的存在であり、世界的にも有名になった「アルケッチャーノ」が決まった。
 知事の会見によると、山形と東京を往復して、相互にPRするという。
 さて、私の意見は・・
 まず、庄内から出してほしくなかったというのが率直な意見。山形のPRにはいいが、「山形に来てもらう」という人の流れを作っている中で、東京に流出することによって、「山形への流れ」が少し縮小するのではないか・・。山形に行かなくても・・そんな流れがいやだと・・。アルケッチャーノを目指して、庄内に足を運ぶという流れがあったと思う。中には、庄内空港を利用する人も・・。その流れを維持拡大してほしかった。まぁ、本場に行って食べるという気持ちもあると思うけど。

 もうひとつは、山形をPRする場合、なぜ、イタリアンか?
 アルケチャーノの奥田さんのことじゃない。すばらしい方なので・・。山形の食をアピールするには、やはり「和食」だろ! それも田舎料理。銀座という街並と都会は受け入れてもらえないかもしれない。でも・・。田舎料理にこだわることが必要なのでは・・と思った。素人考えなので、すまない。
 山形らしさを、ぜひがんばってPRしてほしい。
2008.09.26:主人:コメント(4):[世の中の動き]

保健所に思う③「本物の食」

 前回は反論があったのですが、それっきり・・。
 さて、三笠フーズ問題、いよいよ米沢にありましたね。ここまで被害か?
 しかし、こうなると、何を信じていいか、わかりませんね。
 本物とは? 何が正しいの?
 さて、保健所に対する考えとして、現在のルールですべき、食は難しい・・ごもっとも! しかし、本物って何だろう?
 おにぎりの屋外販売賛成派の私にとって、作り方、材料を公開できるというメリットはいいことだと思いませんか? 確かに、おにぎりの場合、中に入れる具材は制限しなければならないと思いますが。
 でも、コンビニのおにぎりはどうでしょう? 防腐剤や化学調味料など、いろいろな粉が入っているのです。粘化剤まで入っているのは知ってますか?
 私が一番危惧しているのは、本当の味を知らずに、化学調味料などの入った食品が現代人の基準になるのが、一番怖いのです。
 おいしい、おいしくない基準は、グルメと言われる人でも最終的には、食習慣が基準となります。現代は味覚が狭くなったと言われています。その中で、今を生きている人は、食のすばらしさを伝承することが使命だと思います。
 今、考える時期だと思いませんか? やはり、昔からの食の伝統について検証し、修正しなければならないことは修正すべきではないでしょうか? 決して、それは、おにぎりの屋外販売を許可せよ!とは言いませんが。
2008.09.23:主人:コメント(0):[世の中の動き]