「毘沙門」の和食コラム
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和食ブログ 9月
皆様、こんにちは!
9月も下旬となり、朝晩の空気に秋を感じる頃となりました。
秋と言えば、食欲の秋、芸術の秋、読書の秋など、いろんな秋が
ありますね。
忘れてはならないのは「秋彼岸」です。
今年は明日9月19日から彼岸入りとなり、25日には彼岸明けです。
いつも家族を見守ってくれているご先祖様に、感謝の気持ちを
込めて手を合わせたいものですね。
今日のブログでは、ご法要についてふれてみたいと思います。
★そもそも、法要は何のために行うのでしょうか?
法要とは、仏さまを供養するという意味の仏教用語で、追善供養
ともいいます。
法要は故人の冥福を祈り、その霊を慰めるために営みます。
冥福とは、冥途の幸福のことで、故人があの世でよい報いを受けて
もらうために、この世に残された者が仏さまの供養をするのです。
また一方で法要は、生きている私たちが在りし日の故人を偲び、
故人への感謝の思いを新たに、充実した日々がおくれるよう自分自身を
見つめ直す場でもあります。
★中陰法要
亡くなって四十九日間を中陰と呼び、七日毎に計七回の法要を営みます。
七日目に初七日法要、十四日目に二七日(ふたなぬか)法要、以下同様に
三七日、四七日、五七日、六七日、七七日(四十九日)法要と続きます。
初七日法要は、最近では、火葬場から戻ってすぐに精進上げと同時に
営まれるケースが多いようです。
二七日から六七日にかけての七日毎の法要は、家に住職を迎え読経して
もらいます。特に人は呼ばず内輪だけで営みます。
地域によっては、お逮夜といって前日につとめる場合もあります。
七回目の四十九日法要を以って満中陰を迎えるといい、俗に言う「忌明け」
「喪が明ける」「壇ばらい」です。
五七日(三十五日)をもって「忌明け」とする地域もあります。
七七日(四十九日)の法要は、親戚、近親者、親しかった友人を招きます。
また、この日に納骨埋葬を兼ねることが一般的です。
★年忌法要
一周忌(いっしゅうき)・・・満1年目
遺族、親族、友人、知人などが参列。僧侶による読経のあと、一同で
焼香・会食(お斎)をします。
三回忌(さんかいき)・・・満2年目
遺族、親族、友人、知人などが参列。僧侶による読経のあと、一同で
焼香・会食(お斎)をします。
七回忌(ななかいき)・・・満6年目
遺族族、親族で供養するのが一般的です。
一般的に、七回忌の頃から、法要の規模を縮小していきます。
十三回忌(じゅうさんかいき)・・・満12年目
遺族だけで供養するのが一般的です。
十七回忌(じゅうななかいき)・・・満16年目
遺族だけで供養するのが一般的です。省略する場合もあります。
二十三回忌(にじゅうさんかいき)・・・満22年目
遺族だけで供養するのが一般的です。省略する場合もあります。
二十七回忌(じゅうななかいき)・・・満26年目
遺族だけで供養するのが一般的です。
省略する場合もあります。
三十三回忌(さんじゅうさんかいき)・・・満32年目
遺族だけで供養するのが一般的です。
※三十三回忌は弔い上げ(とむらいあげ)とも言われます。
仏教では死者は33年目にはどんな人でも無罪になって極楽浄土に行くと
言われています。
仏壇から戒名を記した位牌を片付け、これ以降は「○○家先祖の霊」の
位牌を祀ります。
※地方によっては、五十回忌をもって弔い上げとする地方もあります。
さて、当店「グルメプラザ金剛閣」では、ご法要後のご会食に、遠方より
いらっしゃった方にも喜んで頂ける、米沢牛料理のご法要コースを
ご用意しております。
合わせてご希望によりお引物や白ふかし、席札等もご用意致しますので、
ご相談下さいませ。
2012.09.18:
bisyamon
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