毘沙門の「和食コラム」
▼和食ブログ 10月
こんにちは。
10月も中盤を過ぎ、徐々に紅葉の季節が巡ってまいりました。
ここ最近では本格的に冷え込む毎日が続き、山々の山頂では紅葉、早いとこではもう初雪が降り積もっているようです。
紅葉と云えば、紅葉狩り≠ニいう言葉があります。
そもそも紅葉とは春の桜前線に対して、紅葉前線は北から南へと真逆に移動する為、特に東北の山々では早いうちからその美しい光景が見る事ができます。そして、朝方の気温が8〜9度以下になると紅葉し始め、やがて落葉します。
これを紅葉狩りと喩えます。
料理でもこの美しい紅葉の様子を譬えて、むきもの≠謔ュ用いられます。
例えば、南瓜の皮をまばらにむいて紅葉の経過途中を表現する木の葉南瓜
同じく南瓜を使い銀杏(いちょう)の葉に型取った銀杏南瓜
人参の色を活かし、もみじの葉に見立てた紅葉人参
秋の代名詞的な存在のきのこからは椎茸を重ねて切り、合わせて型取る木の葉椎茸
里芋をむいて、松茸に見立てた松茸里芋
お祝などで用いる胡瓜を使った松胡瓜
長芋や大根、蕪(かぶ)を菊花に見立てて型取ったりなど..
野菜だけでも沢山あります。
このようなむきものは決して、家庭ではできないものではありません。
練習すれば誰でもできるようになります。
是非、これからの時期にピッタリな鍋料理などに季節感を取り入れてみてはいかがでしょうか?
参考までにむきもののガイドが掲載されているURLを掲載しておきます。
http://temaeitamae.2-d.jp/top/t6/b/japanfood3.01.html
画像 (小 中 大)
2012.10.23:bisyamon
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