「松かざり」発句短冊 一幅 杉風 筆 江戸時代中期 山寺芭蕉記念館蔵松かざりはや花鳥をいそぐなる 杉風
[解説]
正月の松かざりに、もうすぐ春の花鳥を賞でる季節がやってくることを予感した句。杉山杉風(1647-1731)は、鯉屋と称し、幕府に魚類を納めるのを業としていた。江戸小田原町に住する。芭蕉が伊賀から江戸に下るとともに入門し、芭蕉庵を提供するなど、経済的にも芭蕉を助けた。