「馬に寝て」句文懐紙 一幅 松尾芭蕉 筆 貞享元〜四年(1684〜87)〔推〕 山寺芭蕉記念館蔵 (附芭蕉翁図 月僊 筆)
ばせを(馬)□に寝て残夢 月とをし ちやのけぶり
〔解説〕句文は芭蕉が貞享元年(1684)8月『野ざらし紀行』の旅の途次、東海道の小夜の中山に至った時の感懐を述べたもの。「馬に寝て」の句文は芭蕉自身好んだらしく、いくつかの真蹟が伝わる。当画賛はそれらのいずれとも小異がある。