小野川温泉 吾妻荘
▼ 小野川の発電所
金六は、明治30年、10月1日坂本屋で生まれました。
明治31年に米沢で初めて電気の明かりが灯りました。
水が光に変わるというキャッチフレーズでお祝いが
なされたそうです。その光を見に多くのひとが松ヶ崎
公園に集まったそうです。ロウソクやたいまつ、螢の
光、窓の雪の時代に電気が利用される時代になったという
ことは、いまとなっては当然ですが決定的に庶民の生活を
変えたものでしょう。
停電の時の不便さを考えれば当時の人々の期待と喜びが
想像できます。
その電気は、小野川にいまも遺構がのこる米沢水力電気
株式会社、滝ノ沢発電所つまり現在の小野川射撃場で発電
されたものです。徒歩で5分〜10分ですから坂を上って
組合駐車場をすぎ、右に折れ橋を渡って史跡をご覧下さい。
発電機は、明治村に保存されています。
画像 (小 中 大)
2006.11.08:azumasou
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