:: 歴史/伝統工芸
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この作品は、34才の時の「朝」と題された
作品で、自分で作った台所を描いたものですが 窓の外のばらの色を出すのに下に反対色を何度も 塗って苦心したと述懐されています。 25才で4年半からの苦しい従軍から帰って、郷里で 結婚し、子供ができ、師につき 32才で三鷹に転居し 画家としての出発点の希望の色をこのばら色に託したものです。 |
これは、ネパールの古都で バドガオンの月
と題された作品です。ヒマラヤを描く志を立てて 最初にネパールを訪れたのが53才の時で、これは 62才の時の作品ですから小学生の頃から絵を習い 始めましたから、 実に息の長い作家です。下の写真はバドガオンの 朝、昼、夕と詳細なスケッチですが、対象を捉えるのに このような詳細な印影の変化にこだわるのは法林が 単眼であった事と無関係ではありません。 |
copyright/小野川温泉 吾妻荘
明治期から尼の名称で、美人 小野の小町
の伝承に結びついています.
温泉街中央、今の場所に尼湯が見えます.