東建設株式会社 一級建築士事務所

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こちらで、茶室のことを書くのは初めてです。

間違い等ありましたら、ご指摘ください。


〜〜 台目 〜〜

台目

台目とは台目畳の略称で、大目、代目、題目の字をあてることもある。
台目畳とは一畳の畳の約四分の一を切りさって、約四分の三の畳を言う。                                     (茶道辞典)

この場合の畳とは普通は京間を指します。

京間は六尺三寸、関東間は六尺です。。

厳密に言うと、京間は畳寸法六尺三寸、関東間は柱芯ー芯寸法六尺です。

ですから、柱の寸法で、京間は内法は変わらず、芯ー芯寸法が変わり、

関東間は芯ー芯寸法は変わらず、内法が変わると言うことになります。

と言うことは、京都の畳は何処に持っていっても合うんです。。

火事になったとき畳を持ち出して、新しい家に使う・・・、と言うのも

納得できますね。

この他にも、地方でいろいろな寸法が使われているみたいです。


話をもどすと、これらから台目とは六尺三寸の四分の三の畳、

要は約四尺七.弐五寸の寸法と言うことになります。

また、実際お茶をすると三尺一.五寸(半間)がすごい大事だという
ことが分かります。

扇子をおいたり、茶碗を置いたり、立つときなど、三尺(実際には三尺もない)

関東間の畳ではやはり難しいです。

四寸の柱で約弐寸五分(75mm)の違い・・・。

たかが75mm、されど75mmなんですね。

京間と言う畳の大きさも茶道の成り立ちに大きくかかわっていたんですね。

ちなみに、関東間などの和室でお茶をされている方は、客畳、手前畳を

京間にすると、しっくりするんじゃないでしょうか。

(その場合は炉畳で調整してください。)
2010.02.23:azuma:count(2,993):[メモ/コンテンツ]
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