1月中旬の日曜日の朝、米沢市街地のとある通りで、ちょっとした買い物をして待っている間に、ふと向かい側を見ると、臼と杵が置いてある。
けして新しい家並みではない、その一角、鉄工所と思われる家の前が門と作業場の一部のようになっていて、屋根があるため半分外で半分屋内みたいな通りぬけスペースになっている、そこにあるのです。
その置かれ方が、なんとなく人が集まって餅をついたのだろうかなぁ、というような風情というか余韻を感じさせるのです。
私が買い物をしているお店の方に尋ねると、「今朝、町内の餅つきだったんですよ」とのこと。
あ~、なるほど。
小正月の行事なのかどうかはわかりませんが、町内で餅つきをするというのは、なんだかいいですね。
そして、こういう場所があるというのが、またなんだか素敵だと感じます。
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