大雪が降ると、米沢市街地の道路状況は、狭くなりでこぼこになって車で走るのはもちろん、歩行者にもたいへん危険ですね。
今、米沢市街地の中で、大きな幹線道路を除くと、国道121号線 舘山町から堀立川までの間が車で走る時に一番ホッとできる道路の一つではないかと感じています。
堀立川の東側の消雪道路区間と比較すると大きな差があります。街並みの状況もあるので単純には言えませんが、快適さにおいてはまったく違います。
この区間は、道路の両側に流雪溝が整備されており、十分な水量も確保されています。
そのため、この区間の住民の方々が家の前の雪をきれいに除雪されており、一定以上の広さが確保されているようです。
もちろん、沿線の住民の意識如何で、一部放置されているような場所もありますが、写真のなか矢来近辺はたいへんきれいになっています。
いま、新しい住宅地でも、雪のやり場に困っているところもあり、流雪溝の計画的な設置はもっと考えられて良いのではないかと思います。
ただし、このように沿線住民の努力と意識が必要であること、場合によっては溢水も起こりますので、けして万能ではありません。
けれども、雪国の都市には、歩道と車道の確保には、水の力が大きいような気がしています。
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