中津川からダムの周囲を回る道路をダムサイト方向へ車を走らせると、「愛郷の碑」が建っています。
これは、白川ダム建設により移転し故郷を離れ人たちの思いを込めた石碑だろうと思います。
須郷地区を望む場所にある日は眺めの良い場所にあるのですが、こちらは、ずいぶん目立たないところになってしまっています。
下流域にも多くの集落があり、この場所ははっきりダム湖のなかに沈み見えなくなっているわけです。
昭和54年にダムが完成し、この碑が建てられたのでしょうから、それからでももう35年近くなっているのですから、移転してからはもっと経っている。
世代交代してしまうと、語り継ぐこと、そしてこういうカタチに残して行くことが大切なことになるのでしょうね。
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