NPO会計支援について
あなたの個人的なブログじゃない、とお叱りを頂いてからちょっとだけ真面目なNPOセンターブログですが、今日はもっと真面目なお話。 今回、長井市内のNPOで発覚致しました事件につきまして、ちょっとだけコメントさせて頂きたいと思います。 世の中のNPO団体では、スタッフの不足から、会計担当者が一人という事がよくあります。専従スタッフが2名いたとしても、業務分担していたりするとお一人の方に任せてしまう。 そうすると、会計担当じゃない方は会計が今、どうなっているか、がわからなくなります。 会計責任は重責です。 会計が1円合わなくても、気になります。額が大きくなればもっと悩む事になるでしょう。 しかし、会計が合わなくなるのはしょうがない、と申しますか、合わなくてもなぜ合わなくなったのか、を理事や監査の方に報告し、過不足として明記しておけば良いのです。(良いのです、っていう言い方もおかしいですが) 会計が合わない事でつまづき、他の業務に支障をきたすのは時間がもったい ないのです。 こういった悩みを解決するためにも、今回のような事件を未然に防ぐためにも、また、せっかく志を持ってNPOを立ち上げたいのだが会計が・・・というところで悩んで立ち上げを躊躇されている方の為にも、当NPOセンターではNPO会計支援アドバイザーをただ今養成中です。 しっかり支援できるようになれば、会計で悩むNPOさんにおじゃまし、会計担当者だけではなく、もう1名ぐらいの方にも一緒に立ち会ってもらった上で会計についてご相談をお受けしたいと思っております。 非常に残念な事件でしたが、だからこそ会計支援の必要性を強く感じる事となりました。 以上、真面目なお話でした。
2009.08.28