8月8日、「和合寄席」が開催されました。
話し手は「慶應義塾大学落語研究会」の皆さんです。
地域の方や近隣の福祉施設の方々が来荘され、賑やかで楽しい時間を入居者さんと過ごされました。
そこで、今月は『落語』にピックアップです。
日本の伝統芸能である落語とは、一言で言うと落ちのある話のことだそうです。
落語は、歌舞伎などの伝統芸能と違い、上半身の身振り手振りで噺を進め、一人で何役も演じ分けます。それだけでも凄いことですが、舞台装置はなく、扇子と手ぬぐいなどの小道具であらゆる物を表現することに驚きです!
江戸時代に庶民(町民)から発生したと言われる落語ですから、最初はどこにでもいる話し上手で情報通な人が、失敗話や人情話を面白おかしくご近所さんに話したのが始まりかもしれません。
想像してみると、文化の成り立ちの面白さを感じますね。