朝日町エコミュージアム

▼三餘の精神

『西五百川小学校百年のあゆみ』によれば、中国の魏の古書『魏略書』の「日餘夜 時餘雨也 而年餘冬也(日の余りは夜にして、時の余りは雨なり。そして年の余りは冬なり)」にあるといわれています。この三つの余りは農作業もできないことから、過ごし方によっては、どのようにも過ごせるものです。しかし、若者たるものは、夜と雨と冬こそ活用し修養に精進せよ、との教訓ととらえることができます。私なりに解釈すれば、「働くこと、生きること、生活すること」の本業を大切にし、その余りを自分なりに工夫し時間を見つけて、有効に勉強に結び付けようということだと思います。
お話 : 石島庸男さん(山形大学教授)
※平成10年 旧三中分校シンポジウムにて

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2009.04.21:朝日町エコミュージアム協会

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