樽前arty blog

今日は図書館へ出掛けました。
そしてふと思い出しました。小学生の頃、放課後はいつも図書室へ行っていたことを。
体の小さい私は本棚の後ろで本を読むのが好きでした。
壁との間にすき間ができていて、人一人がやっと通れるその場所は、誰にも見つからない秘密の場所。
ずっしりと重たい古い本棚の後ろには、マルコビッチの穴のようなトンネルが続いていて。
ほこりにまみれ、古い本の匂いを嗅ぎながら過ごしたものです。

当時その奇抜な表紙に惹かれていながら手に取れなかった江戸川乱歩の少年探偵シリーズ。
後に全巻を数日で読みきるほど夢中になりました。


2007.02.21:内藤千尋:[メモ/樽前arty]


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