ながい×じかん

ながい×じかん
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 山形県長井市は江戸時代中期から最上川の舟運で栄え、現在も江戸、明治、大正、昭和初期の風情あるまち並みが残っています。
また、この長井市にある小桜館(旧西置賜郡役所)は、明治11年に建てられた初期洋風建築で2008年に130歳を迎えました。

 本企画は、長い時間の流れのなかでこのまちを静かに見守ってきた小桜館の130歳のお祝いも兼ねて2008年に開催したものです。

 企画のキーワードを、歴史のまち並みから「時間」、明治時代に国内で映画が初めて上映されたことから「映像」とし、『何が見える?カメラの向こういつもの「まち」をキャッチフレーズに、市民自らがカメラによって時間の積層した長井のまちを様々な視点で切り取り、日常とは異なる視点でこのまちを改めて捉え直すことを目的にショートフィルム(短編映画)コンテストを行いました。

 タイトルの「ながい」は、「長井」でもあり、「長い」でもあります。敢えて3分以内のショートフィルムとすることで、作り手も観客も「じかん」を意識することを狙いました。

【募集概要】
・3分以内の映像作品で、内容は自由とする。
・長井で撮影した「ながい部門」と長井以外で撮影した「じかん部門」の2部門とする。
・賞 ながい×じかん大賞(1)、ながい部門賞(1)、じかん部門賞(1)、その他奨励賞  (若干)
作品名 盆の逃げ水

制作者 土田裕子さん(山形県)

作者コメント
小学生の頃、お盆には毎年祖母の家に遊びに行った。
祖母の家の冷蔵庫には常に氷が常備されており、それがとても印象的だったため
今でもふとした拍子にそのことを思い出す。祖母の家の氷を思い出す時、つられて当時のお盆の事
祖母のことまでも思い出すのだ。祖母はもういないので喜しいような悲しいような気持ちを
私はそのとき味わう。そういったことを映像で表現した。

盆の逃げ水

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タイトル e-age(イーエージ)

制作者 梅津 毅

作者コメント
私の小・中・高校、そして職場からの家路と、ピッカピッカの1年生「イーちゃん」の
初登下校の対比によって、何気ない日常での過去(early age)から現在、そして未来への
心の変遷を表現したいと思いました。走馬燈のように流れ行く後悔の追幕と頼りなげなイーちゃんの
姿の向こうにある未来への不安。繰り返される憂鬱も、家に帰ってリセットすれば、
また新しい明日が始まる・・・。そんな希望の願いを込めて制作しました。

e-age(イーエージ)

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タイトル ひと夏のゆうかい

制作者 シネマ健康会(山梨県)

作者コメント
 〈制作意図〉子供は大人の愛情を求め、大人は子供の笑顔に癒される。愛と交流の物語。
〈内容〉10歳の少女が大人の男性を人質に取ってある場所へと向かう。
可愛らしい誘拐の裏には少女の寂しさがあった。ひと夏のたった一日という長くて短い時間。

ひと夏のゆうかい

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タイトル 長井を歩く影人間

制作者 長井北中2年選択美術4班

作者コメント
長井の自然の豊かさを表現するために、影人間が身近にある自然を歩きました。
山や川、田など様々な自然を撮りました。

長井を歩く影人間

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タイトル 長井に縄文人現る

制作者 長井北中2年選択美術1班

作者コメント
北中の選択授業の美術で3分間の映像を作るときに、縄文人が出現すると面白いなぁ
ということでこれを作りました。内容は縄文村と長井に縄文人が出てくることです。

長井に縄文人現る

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