さがえ九条の会

▼頑固に憲法改悪反対!

 国際法では国の自衛権とやらが認められているそうです。しかし、これは軍隊を置けといっているわけではありません。軍隊を置くという発想は、みんな武装しないで丸裸でいると襲われるという考えがあるからです。もしかしたら自分たちも丸裸の国を見たら襲うつもりかも。丸裸の美女じゃあるまいし。 
 軍隊は、仮想敵を作らなければ訓練もなにもできません。敵も仮想敵もいないけれど訓練に励めなんていうのはあまり迫力がありません。 それに軍隊は仮想的を大きくすればするほど予算も沢山もらえて、その方が自己肥大化には便利です。高橋是清のように、無いものは出せないなんていうと殺されてしまいます。 
 しかし仮想敵を作って軍備をすれば、仮想敵にされた国も怖いから軍備をして、両方とも負けるのは厭だから、両方とも軍備はどんどん大きくなります。
 大体被害妄想というのは、加害妄想よりずっと怖いものです。被害妄想の国が二つ並んでいたら先ず戦争になります。やられるのが怖いから先制攻撃なんかします。 
 今戦争したら、人類は滅びるでしょう。アメリカのように被害妄想になるとあらぬ国を侵略して平気になります。ですからわたしは、憲法九条第二項をかえることに絶対反対で、頑固な護憲派なのです。 

 〜頑固親父N〜

2006.01.16:aone

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