さがえ九条の会
▼同感ですな!
昨年は平和を渇仰する人たちにとってはひどい一年でした。マスコミの小泉劇場との報道そのままに、小泉首相にしてやられ、それを強烈に後押しした公明党にしてやられた年でした。けれども、対抗馬の民主党とて前原代表の改憲論や中国脅威論の前には平和勢力は無力です。
(といって中国は確かに脅威であるとは思っていますが、仮想敵国として捉える必要があるのか・・はなはだ疑問です)
世の中が熟しきってくるとゆったりと構えた落ち着いた意見は、そのまま力のないように受け取られ、強烈な発展的な進出を唱える意見は、力を誇示し、自信があるように受け取られていきます。
気をつけねばならないのは、戦争をすると勝つと思う人が多いのですが、実際は戦争をすると同じ割合で負けるということもあるわけです。
太平洋戦争は日本の負け・・結果として悲惨な本土攻撃を受け、都市は焦土と化し、戦後の占領政策を受けてしまったわけです。
今、中国や韓国、北朝鮮に対し、戦争をせよと言う方々は、その戦争で日本が勝てると思い込んでおられるようですが、負ければどうすれば良いのでしょうか?
とにかく戦争にならぬように、たとえ老獪であると言われても外交戦術の限りを尽くし、国民や国土を守るのが政府の仕事ではないのでしょうか?
正月早々、物騒な話題ですが、僕がこの一年にもっとも気にしていること・・それは憲法改正がどのように行われていくか・・と言うことなのです。
小泉首相と公明党は防衛庁を防衛省へ格上げすべく準備していますが、その前に憲法9条をなんとしても骨抜きにしなければならないはずです。相手はどう出てくるか・・いよいよ戦いの正念場です。
今年が悔いの残らない一年でありますように・・
また、皆様にとって良い一年であります様に!!
●2006.01.04
●直言居士
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