住環境@改善ナビ

▼アトピーでお困りの方へ

アトピー性皮膚炎とは、強いかゆみを覚え、無意識に皮膚をかきむしり、皮膚は特に汚れやすくなり、皮膚のバリヤー機能がなくなり不治の病になる可能性がある病状となります。皮膚炎がひどくなり、専門医の診察を受けても必ずしも完治しないケースが多いようです。

専門医といえどもアレルギーの原因を指摘するのは困難で、どうしても対処療法にならざるを得ません。現在、皮膚炎に劇的な効果があるのはステロド剤と言われるものですが、用い方を誤ると治らないばかりか、副作用に悩まねばならないことになり不治の病となります。
アトピーで悩む方は大変な苦労があり、食事や様々な民間療法を試みられるのですが、以外と関心が薄いのは、アトピー発症の根本原因といわれる「住環境」についてです。

実は、住環境とアトピーは強いつながりを持っています。今から30年ほど前まで、アトピー性皮膚炎はほとんどありませんでした。大きな変化が出たのは、日本人の「住環境」への考え方が変わった頃からです。高気密、高断熱、冷房完備が日本人の理想の住宅として普及しましたが、これはダニにとっても最適な環境であるわけです。

また、住宅建築コストを抑えるためにコンパネにカーペットを貼り付ける工法が流行したことも、現代のアトピー性皮膚炎の多さに関係があるものと思われます。フロアーの上に敷くジュウタンやカーペットは家ダニの繁殖の巣ですから、乳幼児の時期からカーペットの上で生活してきた日本人は少なからず、アトピーのアレルギー抗原を蓄積していると言えます。このように、アトピーと「住環境」は強いつながりがあるのです。
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2010.02.03:allergy

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