●震災から、4年という時間が過ぎましたね。
お昼の仕事がひと段落して・・・今、2:26分、板長と黙とうしながら祈りました。
・・・今までよりも「4年の年月」の重みを感じていました。
日々の生活の中で、いつもこの日を「忘れてはいけない」と思いながらも、実際には、慌ただしくバタバタと過ごしてしまっている私もいるような気がして、複雑な気持ちです。
3.11をきっかけとして、私たちの心に刻み、忘れてはいけないこととして振り返ることは大切なことです。
でも、実際は特別なことでなく、毎日の積み重ねの中でも、もっと一人一人が意識して、感じたり、考えていくべきことなのかもしれないとも思いながら・・・。
「4年」という年月が過ぎたからこそ、やっと、前を向き、次に進もうという気持ちになれた方もいれば、「4年」経った今もなお、辛く、苦しんでる方も大勢いる中で・・・じゃあ、自分はどうなのだろう?自分の中では何が変わっているのか?今の自分には、何が出来るだろう?と。
本当の復興ってどんなことなんだろう?と、あらためて、感じました・・・。
もう?まだ?・・・その感じ方もそれぞれに違うものになってしまうのかもしれませんが、自分のことに置き換えて、少し立ち止まって考えてみると、本当に色々なことを思います。
我が家では、あの時2歳だった三番目の息子が、春に小学一年生になります。ヨチヨチ歩きから、ランドセルへ。子どもの成長を感じられる環境にあること自体、幸せで有難いこと。
そう思うと・・・とても大事な、すごく大きな時間です。
そんな時、ふと、テレビから流れる映像に・・・
「娘をまだ探している」という方がいました。
うまく言えませんが、一瞬で、自分の考えてることは、本当に浅く、何にもならないかもしれないと、深く反省すると同時に、何も言えなくて、胸がいっぱいになってしまいました。
震災の被害に遭われた方にとっては、どんなに時間がたっても、失ったものの大きさに今も苦しんでいるんだな・・・と。
でも負けないでほしい・・・そんな風に祈るのが、精一杯の自分でした。
わかったことと、まだわからないことが沢山。
震災から4年の今、あらためて本当の意味での復興を目指す中、選択しなければならない問題も沢山あることに気づきます。
行きつ戻りつするこの現状や気持ちに、悲観的になるのでなく、本当の意味で「4年経った今」だからこそ、過去とこれからの未来へ・・・しっかり受け止めて、考えていかなければいけない、そう思い知らされた気がしました・・・。
この記事へのコメントはこちら