あいデザインルーム

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実際秋になったら、というか突然なったっていう感じで、当初は急激な温度差で風邪気味になったりしたのですが、今はだいぶ体も心もなじんできたみたいです。何という雲かわからないけど、はけで書いたみたいな、すれのあるかっこいい雲が出てきて空が高いなあって思います。

仕事の割にはちょっとあわただしかったので、確かに仕事は若いときより遅くなってきているせいかもしれませんが、その分ミスはやや少なくなっているかなあ?まあ本を読む暇があまりありませんでしたが、それでもいくつか読んだ本の感想を聞いて下さい。

一冊目はクオレという古いと児童文学です。トリーノという小学校の3年生エンリコの日記といった内容です。それで今回自分が読んだのはフィレンツェの少年筆耕という短編と他3編が入っている本をアマゾンで買ったのです。左にイタリア語、右にその訳した日本語があって、語学の勉強用の本なのかもしれません。とにかくフィレンツェの少年筆耕という短編では泣きました。少し酒も入っていたせいもあるけど、涙がとまらないばかりか、嗚咽すら出てくる始末で、もう完璧に泣かされてしまい手に負えませんでした。やらっちゃって感じです。これだから言霊って実在すると確信できます。この秋泣きたい人にはおすすめです。

二冊目は「君たちはどう生きるか」という岩波文庫1982年第1刷発行の高学年児童向けの本です。小学生ではむずかしいかなあ?実際読んでみて自分がちょうどいい感じです。父親を亡くした少年とそのおじさんとの交換日記といった内容ですが、実に深くて勉強になるのです。人間として必要なこと、いかに生きていくのがベターなのか、おしつけがましくなく教えてくれます。なぜもっと早く読んでおかなかったんだろうと、いまさらながら思います。できれば中学校くらいに読んでおくべきだった。前向きに生きるすべのヒントがいっぱい網羅されているんです。子供に読ませようと思って買ったのですが、自分がよんでいます。でも自分が終みわったら読んでもらおう思っています。

これら二冊は池上彰さんのおすすめです。おっといま急な用事が出来たので今日はこの辺でまた書きます。感想質問まってます。
この前投稿したのを読み返したら、なんか文章的におかしいところがあって急いで入力するもんじゃないなあって思いました。

最近思ったことですが一つの情報です。この前暇なのでリソーの講習会へいってきたのですが、ほとんど役に立たなかったのに、ひとつだけなるほどと思ったことがありました。

それは、チラシ広告の効果についてでした。一番は回数で次は枚数、色数、大きさの順だと言うことでした。それからきれいだけやおしゃれだけでは効果は少ないといったことも、まあデザインを生業としている側からみれば相反する気がしますが、やはりわかりやすい構成やデザインは必要だとは思います。ただおしゃれを前面に出す上場企業のような広告表現は、この辺でいかがなものかとは思います。

最後に趣味の本の話ですが、この前水上勉でしたが、今回は今をときめく村上春樹です。風の歌を聴けでデビューということになっています、確かそれが群像の新人賞だったのかなあ、その当時読んでかなり鮮烈な印象で、以来ずっとファンです。やはり今評判の1Q84の3部作を読んでも、現実離れしたさわやかな空間に誘ってくれます。ついでに海辺のカフカも読んだのですが、とても美しい文章でマリーローランサンの水彩画みたいです。村上龍は実に現実的ですが、そこがよかった時代もありました。でも今は春樹さんのほうがいいです。第一疲れないから。こんな時代ですから。それではこの辺で、何でも良いのでお便りお待ちしております。


本当に久しぶりです。先日会議所の方からどうしますかということで電話をいただき、とりあえずそれから会費は別件で会議所に行ったとき衝動的に払ってしまったので、何か書かなきゃと思って投稿する内容も特にないのですがかいてみます。ここの欄は本当は仕事のお話をするところなんですが、今まではずっと読書感想文みたいな感じで趣味の文庫本の話を半年に一度くらい投稿させていただいていました。さて2008年サブプライムローン破綻に始まった世界同時不況により、私もかなりの二次的な被害を被りまして、結果昨年以来、実にゆったりとした時間を必然的かつ自動的に手にしたのです。まあこんな話はシビアでそんなに面白くないのでしませんが、いや不幸は蜜の味とかいうことでもありますが、今回その話はパスします。まあその結果趣味の読書がかなりできました。最初は水上勉の「白蛇抄」「しがらき物語」「雁の寺」この三作はひきずりこまれるというか水上ワールドにどっぷり浸かってしまいました。とても心地よく、やさしく現実逃避できる静かでどろどろした世界です。自分はブックオフで100円でかってきます。だから300円ということですが、「雁の寺」はネットのアマゾンで400円くらいで買いました。まあ今回はこれでやめにしておきます。これから子供の夏休みの昼食の準備があるので、また今度は時間があるので近いうちにまたかきます。
最近,少々忙しく文庫本もあまりよんでいません。いまは,楢山節行と蟹工船をどちらも途中まで読んでいて,なかなか寝る前によむので,強力な睡魔におそわれてしまい10分くらいが限界です。さてこのまえパリ・ニューヨーク20世紀絵画の流れという展覧会に山形美術館に息子と二人でいってきました。セザンヌやマチス,あとポロックやロスコなどの抽象絵画,職業柄,色使いや構成,インパクトや叙情性や文学性,すべての作品がすばらしく,特に現代の抽象絵画を実際にみたことがなかったので強烈なインパクトを受けました。でもたぶん芸術が持つ不思議な柔らかい心地よさも同時に感じることができました。気がつくと解説本を購入し,絵はがきを20枚ほど買い,それようの額縁も2枚買っていました。それを今事務所にかけ,時々みては良い時間を与えてもらっています。やはり絵画はすばらしいものです。今は広告関係のデザインを生業にさせて頂いているのですが,芸術の持つ自分の感情をキャンバスに自由に表現できるという点ではうらやましさを覚えます。でも今は仕事である商業デザインのスキルアップが課題で,勉強することが沢山ありすぎてなかなか時間が無く,油絵の筆をにぎることは当分無いと思います。まあどちらも感性をみがかなければならないといった点では,にてるのかなあなんて思うようにしています。まだ暑い日もあるけど,秋が近づいていますね。頑張って読書したいと思います。もちろん仕事もです。
確定申告の方も無事済んでほっとしています。もちろん自信を持って左肩下がりで,困ったものです。少し風邪気味で体調不良ですが,前回に続き文庫本の紹介です。今回は,阿佐田哲也さんの麻雀放浪記1.2.3.4と麻雀狂時代と雀鬼五十番勝負です。後記の二冊はゲオ長井店より一冊100えんで購入しました,ただ麻雀放浪記のどこにもおいていなかったのでアマゾンで探し出しました。まあ自分が感想をのべてもたいしたことはないのですが,戦後焼け野原の東京でギャンブル(麻雀)だけで生きていく主人公やその他多くの同様なギャンブラー達の心意気や残酷さが生き生きと表現され,また麻雀の奥深さを改めて感じることの出来る結構な年齢になってもきわめて興奮することのできる珠玉の文庫本です。そこで動物王国で有名な畑正憲さんのカバーにかいてある感想を紹介します。「背筋がぞくぞくしてくるな。トイレに立つ時間が勿体なくなるね。ときどき深いため息をつくな。そして読み終わったら,永遠に続巻があったらいいと思うさ。つまりこれは,それほどの名作なんだ。僕は十回以上読んじまった。」以上,いまはまっている文庫本の紹介でした。読んだことのある方はいますか?
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あいデザインルームの松永です。
商工会議所の高橋さんにせっつかれて投稿してみます。
だんだんと秋も深まり,仕事がじゃっかん暇なせいもあり,
最近は昔読んだ小説を読み返して読書の秋をきめこんでいます。
現在はヘッセの「車輪の下」を読んでいますが,若かりしころ
の多感を思い出してちょっと切なくなっています。
な〜んて言ってみましたが,実は古本屋に立ち寄ったら文庫が
大安売りで,半ば衝動買い気味に大量購入してしまったのでした。
本を探すのってのは,もしかすると読むよりも楽しいかもしれま
せん。

といった感じで,これか少しずつ書いてみたいとおもいます。



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