あいデザインルーム

▼読書の秋ですね

実際秋になったら、というか突然なったっていう感じで、当初は急激な温度差で風邪気味になったりしたのですが、今はだいぶ体も心もなじんできたみたいです。何という雲かわからないけど、はけで書いたみたいな、すれのあるかっこいい雲が出てきて空が高いなあって思います。

仕事の割にはちょっとあわただしかったので、確かに仕事は若いときより遅くなってきているせいかもしれませんが、その分ミスはやや少なくなっているかなあ?まあ本を読む暇があまりありませんでしたが、それでもいくつか読んだ本の感想を聞いて下さい。

一冊目はクオレという古いと児童文学です。トリーノという小学校の3年生エンリコの日記といった内容です。それで今回自分が読んだのはフィレンツェの少年筆耕という短編と他3編が入っている本をアマゾンで買ったのです。左にイタリア語、右にその訳した日本語があって、語学の勉強用の本なのかもしれません。とにかくフィレンツェの少年筆耕という短編では泣きました。少し酒も入っていたせいもあるけど、涙がとまらないばかりか、嗚咽すら出てくる始末で、もう完璧に泣かされてしまい手に負えませんでした。やらっちゃって感じです。これだから言霊って実在すると確信できます。この秋泣きたい人にはおすすめです。

二冊目は「君たちはどう生きるか」という岩波文庫1982年第1刷発行の高学年児童向けの本です。小学生ではむずかしいかなあ?実際読んでみて自分がちょうどいい感じです。父親を亡くした少年とそのおじさんとの交換日記といった内容ですが、実に深くて勉強になるのです。人間として必要なこと、いかに生きていくのがベターなのか、おしつけがましくなく教えてくれます。なぜもっと早く読んでおかなかったんだろうと、いまさらながら思います。できれば中学校くらいに読んでおくべきだった。前向きに生きるすべのヒントがいっぱい網羅されているんです。子供に読ませようと思って買ったのですが、自分がよんでいます。でも自分が終みわったら読んでもらおう思っています。

これら二冊は池上彰さんのおすすめです。おっといま急な用事が出来たので今日はこの辺でまた書きます。感想質問まってます。
2010.10.13:ai1954

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