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「やまがたあんしんボックス」今週発送予定です!

  • 「やまがたあんしんボックス」今週発送予定です!
アグリパークZAOサポートメンバーズ様に向けて「やまがたあんしんボックス」を今週発送いたします。
東日本大震災から2年。 ぜひもう一度ご自分の防災・減災について考えてみませんか?


ところで、あんしんボックスのパッケージは不思議な形の箱になっています。


・・・それはいったいなんのためでしょう?




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2013.03.04:agrizao:[やまがたあんしんボックス]

春を待つ頃

  • 春を待つ頃
 
今年の冬は、山形県村山地方置賜地方共に平年並みの積雪、道路の路面の状態はここ2、3年では最も良好といった所。片道67㎞の道のり、流石に冬は厳しい。若い時はそうでも無いが、年を取るほどに車を運転することに恐ろしさが加わって来るような気がして仕方が無い。スリップすることに若い時にはさほど恐怖を感じなかった。今の方が恐い。大抵は経験を重ねる程に慣れて平気になるものが多いのだが・・・。


 例えばラグビーのタックル、しかも身長180㎝以上、100㎏を越える巨漢フォワードに正面からタックルに行くのは(例え、年を取ってそのほとんどが贅肉だと分かっていても)最初はかなり恐怖感が伴うものだ。しかし、何回か経験すると(かなり痛い目を見るのだが)臀筋の肉離れを起こしたりはするものの、かなり平気になる。


しかし凍結道路での運転はそうは行かない。これは度重なるスリップの記憶、恐怖の記憶が消え去ることなく、体の芯に蓄積されて行くからに違いない。信号が青になって先頭車両として発進しようとしたら360度回転したとか(180度だったら大変だ、後ろのトラックと正対することになる)、ブレーキを踏んだら180度回転して路肩から落ちたり(大した段差もなくて、車も壊れなかった)、止まれ止まれと祈りながら(もちろんブレーキを踏んでいる)それでも追突したりと、恐怖の経験は山ほどある。普段は忘れていても、何かの折にふっと想い出して背筋が冷たくなる。間違いなくトラウマとなっている。


 今年の冬も、あと長くて3週間ほどだろう。本当に春が待ち遠しい。
この気持ち(本当に待ち遠しい気持ち)は雪国に住む者でなくては実感するのは難しい。アグリパークZAOの草原は今雪に埋もれて一面白一色。転々と野兎や狐や狸などの足跡が印されているばかり。音の無い本当の静けさの中にある。当初思ったほどの積雪はなく約80㎝ほどだと言う。


 今年の積雪量は、ほぼ平年並みなので、温暖化の進行を考えれば、今後ここに施設を作ったとしても、そう困難な状況にはならないだろうし果樹などを栽培するにしても、かなり選択の巾は広がるだろう。農業には様々な困難が付きまとう。しかしだからと言って、どうでもいいなどと言えるものでは無い。焦らず一つ一つ積み重ねて行こうと日々自分に言い聞かせている。
春よ来い、早く来い。


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2013.02.26:agrizao:[Okuyama's Column]

「赤ちゃん一時避難プロジェクトin上山」を実施します!

  • 「赤ちゃん一時避難プロジェクトin上山」を実施します!
 

 みなさん、「赤ちゃん一時避難プロジェクト」という活動があるのをご存知でしょうか?
 2011年3月11日の東日本大震災発生を受けて「被災地の厳しい環境におかれている、これからの社会を担う幼いいのちを救うため、赤ちゃんや小さなお子さんとそのお母さんやご家族を民間の宿泊施設に受け入れ、母子ともに十分な休養と栄養をとり、継続的な医療サポートを受けていただけるよう、滞在型の一時避難支援を行ってきた」プロジェクトです。(「」内は赤ちゃん一時避難プロジェクトホームページより抜粋)
 

 アグリパークZAOは本年3月、赤ちゃん一時避難プロジェクトと連携し、被災地支援事業「赤ちゃん一時避難プロジェクトin上山」を実施いたします。1月30日、プロジェクトを推進されている、NPO法人全国商店街まちづくり実行委員会理事長の安井さんを上山にお迎えして、第一回の連絡会議を行いました。上山温泉・有馬館さんのご協力で宿泊先も決定し、参加者の皆様に喜んでいただける旅程を現在スタッフ一同で検討中です。今回は石巻の仮設住宅よりご家族づれで遊びにきていただく予定です!このプロジェクトにご興味のある方はぜひこちらもご覧ください。

赤ちゃん一時避難プロジェクトHP→http://baby.wiez.net/


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2013.01.31:agrizao:[スタッフブログ]

H25年頭に思うこと

  •  H25年頭に思うこと

 私達はリレーランナーとして次の世代に何を残すのか。60歳を過ぎた今、そうそうのんびりとしてはいられない。私たちの世代の責任として次の世代に何を残さねばならないのか、何を残すことが出来るのか。


 私たちの子供のころ、川の水は澄んで魚がたくさん住んでいる事は当たり前だった。確かに裕福では無かったかもしれないが、自然に抱かれて安らぎがあった。いつのころから、こんなに川は汚染され、近海もまた汚染され、山は荒れてしまったのか。経済の高度成長で、見かけは大変裕福になった。ある時点までは国民のすべてがその恩恵に与る事が出来そうな気がしていた。人々は多くのものを犠牲にしながらそれでも豊かになる事に期待をかけ続けて来た。今、一度豊かさ(それなりの)を手に入れたと思った人や、その子達さえもが、それらが幻想であった事に気付かされて始めている。人々が犠牲にして来たものは余りにも大きい。これは日本に限らず、世界に共通することだ。


 人間の富への飽くなき欲望、全てが手に入る筈だという強欲。自然(他の幾百万もの生物が共存する)は人間のためにどう利用しようと勝手だという傲慢さ、社会的勝者?は何をしても許されると言う鼻持ちならぬ醜悪さ、今や恥知らずの利己的な論理が世界を覆っている。・・・・私達はこんなものを次の世代に渡してはならない。


 カトリックの総本山バチカンの法王が、ここ数年クリスマスごとに、強欲の人々に考え改め行動をすることを諭している。仏教とか神道とかイスラムの指導者からは、ついぞこのようなメッセージが発せられる事が無い。彼らは彼らの社会的役割に気付いていないのだろうか。・・・・・話が逸れた。


 地球がこれほど大きく傷つけられた事は決して無い。地球上に生きる多様な生物が今日ほど大きな危機に晒された事は曾て無かった。私達はそろそろ気付かねばならない。地球の危機や生物多様性の危機は間違い無く人類の生存の危機なのだと言う事を。現代を生きる者達だけでは無く、子や孫やリレーのバトンを受け取っていただければならない全ての人達の危機であることを。・・・・もし、それでも今のやり方や生き方を変えられないとすれば、それは最早モラルの危機、存在の意義そのものの危機といわねばならない。


 アグリパークZAOはほんの小さな力しか持ってはいないけれど、地球との共生を求めて今年一年努力していくつもりです。共感できると思う人は是非、サポート会員となって共に行動していきませんか。私は、人間は世界を変えられるのだと信じています。



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2013.01.28:agrizao:[Okuyama's Column]

「蔵王育ちのかぼちゃスープ」できました!

  • 「蔵王育ちのかぼちゃスープ」できました!
 1月23日、山形県新庄市に工場を構える宮澤食品㈱さんで、アグリパークZAO製品第一弾の「蔵王育ちのかぼちゃスープ」が製造されました。(日東ベスト㈱さんからの委託です)
 まずはレシピ通りの配合が行われ、材料を機械ですり潰しなめらかにします。それを加熱調理して、レトルトパックに小分け充填、大きな窯で蒸気による殺菌が行われて長期保存が可能なスープができあがります。
 配合・加熱直後のスープはまだ味がまとまらず、材料や調味料の味がばらばらな感じですが、蒸気で蒸して袋の中で寝かせるうちにだんだん風味が増します。アグリパークZAOのラベルを貼って皆様のお手元に届くころには、蔵王かぼちゃの奥深い甘みが味わえる濃厚なスープができあがります。楽しみですね!


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2013.01.24:agrizao:[蔵王かぼちゃのスープ]