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「赤ちゃん一時避難プロジェクトin上山」を実施します!

  • 「赤ちゃん一時避難プロジェクトin上山」を実施します!
 

 みなさん、「赤ちゃん一時避難プロジェクト」という活動があるのをご存知でしょうか?
 2011年3月11日の東日本大震災発生を受けて「被災地の厳しい環境におかれている、これからの社会を担う幼いいのちを救うため、赤ちゃんや小さなお子さんとそのお母さんやご家族を民間の宿泊施設に受け入れ、母子ともに十分な休養と栄養をとり、継続的な医療サポートを受けていただけるよう、滞在型の一時避難支援を行ってきた」プロジェクトです。(「」内は赤ちゃん一時避難プロジェクトホームページより抜粋)
 

 アグリパークZAOは本年3月、赤ちゃん一時避難プロジェクトと連携し、被災地支援事業「赤ちゃん一時避難プロジェクトin上山」を実施いたします。1月30日、プロジェクトを推進されている、NPO法人全国商店街まちづくり実行委員会理事長の安井さんを上山にお迎えして、第一回の連絡会議を行いました。上山温泉・有馬館さんのご協力で宿泊先も決定し、参加者の皆様に喜んでいただける旅程を現在スタッフ一同で検討中です。今回は石巻の仮設住宅よりご家族づれで遊びにきていただく予定です!このプロジェクトにご興味のある方はぜひこちらもご覧ください。

赤ちゃん一時避難プロジェクトHP→http://baby.wiez.net/


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2013.01.31:agrizao:[スタッフブログ]

アグリパークZAOのかぼちゃスープができました!

  • アグリパークZAOのかぼちゃスープができました!
 1月23日、新庄市の宮澤食品さんの工場で、アグリパークZAO製品第一弾の「蔵王育ちのかぼちゃスープ」が作られました。今回は限定3600パックの製造となります。
 まずはレシピ通りの配合が行われ、材料を機械ですり潰しなめらかにします。それを加熱調理して、レトルトパックに小分け充填、大きな窯で蒸気による殺菌が行われて長期保存が可能なスープができあがります。
 配合・加熱直後のスープはまだ味がまとまらず、材料や調味料の味がばらばらな感じですが、蒸気で蒸して袋の中で寝かせるうちに風味を増してきます。 可愛いパッケージラベルを貼って皆様のお手元に届くころには、蔵王かぼちゃの奥深い甘みが味わえる濃厚なスープになります。
 環境の良い蔵王高原で無農薬で育てられた在来野菜・蔵王かぼちゃを使用した、アグリパークZAOのかぼちゃスープは、赤ちゃんからご高齢の方まで安心して召し上がれます。ぜひ一度ご賞味ください!


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2013.01.24:agrizao:[スタッフブログ]

アグリパークのクリスマスディスプレイ

  • アグリパークのクリスマスディスプレイ
アグリパークZAOの事務所があるファクトリーZAOのロビーに、クリスマスディスプレイがお目見えしました。
来年は太陽光パネルと発電機でイルミネーションにも挑戦したいです。


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2012.12.25:agrizao:[スタッフブログ]

「蔵王かぼちゃ」について

  • 「蔵王かぼちゃ」について

 Facebookページ「山形県の在来作物と東京レストラン」さんが、アグリパークZAOの「蔵王かぼちゃ」の画像を使って素敵な記事を書いてくださいました!在来作物について実に示唆に富んだ内容です。
 ご厚意によりこのホームページに転載させていただきましたので、 ぜひご一読ください。


『 蔵王かぼちゃ 』(「山形県の在来作物と東京レストラン」より)

「かぼちゃ」にも「にんじん」同様に西洋と東洋がある。日本で栽培されている主要な食用かぼちゃは16世紀半ばに九州に伝わり、西日本各地に土着したニホンカボチャと、幕末から明治にかけて導入された欧米の品種が北海道、東北などに土着したセイヨウカボチャに分けられる。「蔵王(ざおう)かぼちゃ」はその形状、性質からセイヨウカボチャに属する。
この「蔵王かぼちゃ」はそのチャーミングな見た目から「へそかぼちゃ」とも言われており、果実は花が落ちた部分から直径10㎝のドーム...状に盛り上がりかわいい「でべそ」となる。

また、そのかわいらしい見た目とは裏腹に実に硬い。別名「まさかりかぼちゃ」とも言われ、マサカリやナタ、かなづちを用いないと割れないほどだ。

しかし、だからこそ収穫した9月頃から2月、3月まで長い期間貯蔵できるのであろう。長期間保存可能というのは雪深いこの地域において、非常に重要な役割を担ったはずだ。作物が取れない厳しい冬の間にはそれはそれは貴重な作物だったと思われる。また、食味はかなり評判がいい。ホクホク感と上品な味。近年、再出荷された東京築地市場でも認められるほどだ。

「蔵王かぼちゃ」は今から約70年ほど前から栽培が始まった。その由来は蔵王山ろくの成沢地区の農家へ嫁入りの際に実家から持ち込まれた種子からだと言われている。

常々思っていたことだが、在来作物は女性の力が大きく関わっている。有名な「白山だだちゃ豆」も嫁入りをきっかけに他の地区に種子を持ち込んだことから始まる。
当時の嫁入り道具の一つとして「タネ」の存在があった。この「タネ」を持っていきさえすれば新しい土地でも暮らしていけるという親の愛情が込められていたに違いない。
つまり「生きるための作物」だったからこそ、別の土地へ嫁入り道具の一つとして持ちこまれ、栽培され、新たな種が生まれてきたのだ。

在来作物は何も過去の作物のことだけを指すわけではない。「蔵王かぼちゃ」のように人々の作物を大切にしていきたいという想いがあれば、これからも未来に新たな種は必ず生まれる。そして、私たちはさらに多様化された食文化をもっと楽しめるに違いない。


「山形県の在来作物と東京レストラン」のFacebookページはこちら。

http://www.facebook.com/?ref=logo#!/zairaisakumotsu


 



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2012.12.20:agrizao:[スタッフブログ]