引き算のススメ

今日はお着物やさんに行きました。

 

娘と一緒にお出かけをしていたときのことです。用事もなくなったので帰ろうか、ドライブするかを娘に問うと、「お着物屋さんに行きたい」と。

何故娘がお着物屋さんに行きたいと行ったのか、さっぱり理解できないのだが。。。

行きつけのお着物屋さんに久しぶりに顔を出すことにした。

 

久しぶり♪と担当のスタッフさんが出てきてくれた。

「用はないんですが、娘が行くというので来てみました」と、正直に話す。

 

ちょうど新作が入荷してハコから出したばかりなんだけど、良かったら見て♪というので、見せてもらうことにした。お色も3色。手染めの柄も二通り。各店舗には3本しか入らないというレアものでした。

 

どの色がいい?と、好みをヅラヅラと話し始めると、

「あなたは、引き算でちょうどいい人だから。」と

 

 

一瞬、どういう意味なのかわからなかったのだが、なるほど。こういうことらしい。

 

「私(スタッフさん)もそうだけど、あなたも顔がくっきり派手だから、着物を着るだけで目立つのよ。だからTPOに注意して控え目な印象のお着物をそろそろ用意した方がいいと思うの。とても上品に見える」と、薄い紫の着物を私に勧めた。「そろそろ」という理由は、結局のところ、ママだし、年だしということなのは言わなくても伝わる。

 

人によっては、足し算しないと着物に負ける人がいる。そういう人はどんどん派手に盛り盛りでドレスアップして結構だが、引き算でちょうどいい人は、そんなことも意識せず着たい着物、好みの着物を安易に選ぶと場にそぐわないお着物を着ることになる。というのだ。

なるほどな。

 

子供も大きくなったし、ほんとにそろそろ引き立て役もかってでなきゃね。

 

【本日の目の保養】

西陣織工業組合、証紙番号が9番という帯を見せてもらった・・・・

初めて見た一桁番号。。。

 

2016.12.18:affection:[着物]

この記事へのコメントはこちら

以下のフォームよりコメントを投稿下さい。
※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。