データベースの達人
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データベースの活用とは
「データベース」とは?と改めて聞かれると困りますよね。さらに「データベースソフト」といわれてもピンときません。
・データとは、記録、図面、材料、画像、アイデア・・・などの情報です。
・ベースとは、集まり、固まり、基地・・・でしょうか
つまり、データベースとは日本語で「情報の集まり」のことですね。この情報の集まりをどう活用するかが企業経営にとって重要なことはいうまでもないでしょう。
例えば、『安心住宅』にお客様から「給湯器が故障した!」と連絡が入りました。たいていの場合、電話を受けた人が工事の責任者(例えば工事部長)に連絡します。工事部長は「○○様の担当は誰だ?」ということになり、工事担当者に連絡を取ります。工事担当者は、現場では○○邸の内容は把握できず、帰社してから多くのファイルの中から「○○邸ファイル」を探し出し、それから業者に連絡、ということは珍しくありません。まして、必要なファイルが見つからなかったら・・・。もちろん、アフターメンテナンス対応に優れた会社なら、即刻お客様の所に訪問し、現状確認をするかもしれません。しかし、ほとんどの会社では、お客様情報は担当者任せ、メンテナンス情報は業者さん任せになっているのが実情ではないでしょうか。
これが、データベースソフト「エコノミー・メールイン」を導入している会社では、次のようになります。
お客様から連絡が入ると、受けた人が「○○邸ファイル」をパソコンで検索します。「給湯器」と言葉を入力するとメーカー名、機種、施工業者名などが分かり、すぐ業者さんに携帯メールで連絡します(同時に担当者にもメール自動配信で連絡できます)。業者さんは、点検・修理後、携帯電話で結果あるいは完了報告を『安心住宅』にメール送信します(同時に担当者にもメール自動配信します)。
いかがでしょうか? 早速、宣伝ですかって? いえいえ、データベース活用の事例の一部を具体的にお知りいただきたかったのです。
このように、
「必要な情報が、必要なときに、誰でも探す」
ことができれば処理スピードは格段に速くなります。まして、メールで同時配信できれば「記録」が残り、「言った、言わない」がなくなります。
「顧客満足」あるいは「お客様第一主義」を掲げる企業は多いですね。お客様を大切にする気持ち、人と人との触れ合いを大切にすることは何より重要です。そこに、「情報を生かす仕組み」を取り入れることで、さらにサービス内容が向上するでしょう。
2006.10.10:
aconomi
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