ダリア acocotlis note

▼ダリア(天竺牡丹)日記 Vol.298

大雪に見舞われて

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われ、3月後半のこの時期は木々にも春の気配が強くなってゆく季節です。

今年は、この冬の大雪と、地震の後に襲った寒波・吹雪により、あたり一面がぶ厚い雪に覆われ、まだまだ春を実感できません。そして、平年なら雪解けが進み畑地が見え始め、菜園のアサツキなどを味わえる季節となるわけですが、冷たい雪が「早春の味わい」をいまだ固く固くガードしている。

日本気象協会のデータによると3月20日現在の積雪量は、米沢市が64p、長井市が89p(川西のデータがないため参照)であり、それぞれ平年値の3倍程になっています。また、昨年はそれぞれの地点で積雪ゼロだったことを考えれば、今年の数値はまったくまったくの驚きです。

「一にも早い雪解けが待ち遠しい」のひとこと。

さて、大雪の年には夏が暑くなる傾向があります。今年3月の状況は、酷暑となった昨年とは少し違いますが、なんだか暑い夏になりそうな予感がします。

この3月寒波が、ダリア達の大嫌いな「暑い夏」の布石に思えてならないのは、私だけでしょうか。
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2011.03.21:acocotori

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