ダリア acocotlis note

▼ダリア(天竺牡丹)日記 Vol.138

ダリアの害虫「ズイムシ」

ダリアも開花期を向かえ、鮮やかな色彩に染まる季節となりました。
しかし、折角伸びた枝が元気を失い(枝の途中からしおれる)、折れかかっていることがあります。観察すると何やら枝には穴が開き糞らしきものと見つけることが出来ます。そう、この時期「ズイムシ(フキノメイガ)」の被害が多発します。

通称「ズイムシ」と呼ばれる「フキノメイガ」は、梅雨明けの7月頃に発生し、幼虫が茎の内部に入り込み食害します。発生を確認したら浸透性の殺虫剤で防除しますが、茎内にいるために薬剤が効きにくく、発生前にオルトランやベストガード等の粒剤を株元に散布して予防と防除を行います。

なお、フキノメイガも数種類に分類され、ダリア(キク科)に寄生するのはゴボウノメイガとも言われます。

写真は食害の跡(川西市の圃場で)、幼虫は意外に素早しく、速攻で捕殺しました!
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2007.07.30:acocotori

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