ダリア acocotlis note
▼ダリア(天竺牡丹)日記 Vol.111
『ダリア切り花の市場動向@』
東北の寒地でもダリア栽培が始まるのを前に「ダリア切り花」の市場動向をまとめます。
この冬、東京大田花き市場の宍戸開発室長よりダリアに関する動向を聞きました。
@平成18年の大田花き市場での「ダリア切り花」の取扱量は約1億円。ここ数年倍増を続ける花き業界では最も注目する花である。
A割合としては、大輪系(花径25cm以上):1割、中輪系(20p前後):5割、小輪系(10p程度)4割となっている。ダリアの切り花と言えば小輪に限られてきた市場だが、中輪以上が急速に伸びている。
B人気の中心は、黒色の中輪系で「黒蝶」「クライスラー」「ミズウノアール」など。赤系の品種は定番として需要が高く、その代表が「熱唱」である。また、白系の「白山」、ピンクの「エイミーK」などが中心品種となっている。
C現在、市場を先導してきた「プロユース」から、一般的な「ホームユース」にシフトしつつあり、出荷品種の見直しも必要となってる。
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2007.04.22:acocotori
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