ダリア acocotlis note
▼ダリア(天竺牡丹)日記 Vol.98
ダリアのイメージが昔と比べ変化を遂げている。
年配の方に「ダリアのイメージ」を尋ねると、「大きい花形、赤や紫、黄色などの原色系で威圧感がアル。倒れ易くて、扱いにくい」などと答えが返ってくる。実に暑苦しいイメージをダリアが背負ってきた。
そんな中、現在ダリアの色彩が軽快に進化し、大きな動きを示している。明るいピンクやレモン、そしてオレンジなどパステルカラーの品種が増え、また、バイカラーと言われる、いわゆる「二色咲き」の中で、暖色系の混合種(ライトブレンド)が勢力を拡大してきた。
また、色彩の変化に伴いダリアの用途も広がりを見せている。その一つが、油絵や水彩画の素(画)材に使われ出していることである。「もともと花弁数が多く描きにくい」と言われて来たダリア。その注目度がアップし露出が増えたことも影響しているのであろう。
写真は、玄関先に飾っている「水彩色紙絵のダリア」(斉藤千代夫氏作)
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2007.03.04:acocotori
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