ダリア acocotlis note
▼天竺牡丹日記 Vol.15
ダリアの名花達B 『雪むかえ』
2002年に千葉の小西勇作さんが改良し発表した品種。花径が20cm程の中大輪種、花の色はすがすがしい白色、花型がインカーブドカクタス咲き(細い花弁)に分類されます。
白銀の世界を思わせるさわやかな白、強健で育てやすく、花壇や切花に適しています。
さて、「雪むかえ」については各地にまつわる話が存在するようですが、南陽市白竜湖周辺では以前、雪が近づく晩秋になるとクモが糸を吐き、秋風によって舞って上がる姿が見られ、その現象を「雪むかえ」と呼んでいたそうです。
盆地に吹く寒風に白い糸を絡ませ上昇する姿「雪むかえ」、ダリアの「雪むかえ(写真)」も上に向かって伸びてゆく花びらが、何だかちょっと太いクモの糸のように見えてきます。
画像 (小 中 大)
2006.03.18:acocotori
[2006.03.18]
美味しい「雪むかえ」 (tennjiku-b)
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