ダリア acocotlis note
▼天竺牡丹日記 Vol.10
ダリアはもともと食料!
アステカの人々はダリアの球根を食用としていました。
球根は、芽を出させ、枝葉を生長させ花を咲かせる(最低限の)エネルギー(養分)を蓄えた優れた器官。ダリアをはじめとする球根植物は、苛酷な環境でも花を咲かせること(子孫を残すこと)が可能な高度な植物です。
さて、コロンブスの新大陸(アメリカ)発見後、ヨーロッパの探検家は南北アメリカから多くの物を持ち帰ります。アステカやインカ帝国のお宝から鉱物資源、植物、食料等など
そんな中に植物としては、ジャガイモ、サツマイモ、トマト、カボチャなどがあり、ダリアもその一つです。食用としてヨーロッパに渡ったダリアですが、食味が好まれず食料としての成功は見られませんでした。
なお、ヨーロッパで最も成功したのはジャガイモと言われています。
写真はジャガイモ「インカのめざめ」(北海道農業試験場のパンフより)
画像 (小 中 大)
2006.03.07:acocotori
[2006.03.08]
インカのめざめ (acocotori)
[2006.03.07]
「インカのめざめ」食べてみたいくまっ♪ (くま吉)
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