ダリア acocotlis note

▼天竺牡丹日記 vol.3

ダリアの和名は、このタイトルのとおり『天竺牡丹』です。

ダリアが日本にやってきたのは江戸時代後期の1841年(天保12年)となっています。
長崎の出島を経由して江戸に届いた八重咲きの赤い花、名もなきこの花はいつしか「天竺牡丹」と呼ばれるようになりました。

さて、天竺とはご存知のとおりインドのこと。
現在もTV(月曜日)で放送していますが、孫悟空一行が旅する「西遊記」で有名ですね。
当時、海外から国内に入ってきたものには「南蛮・・・」とか、「天竺・・・」とかと名前を付け、呼んだようです。
ダリアについても「海を渡り外国から届いた牡丹のような美しい花」と言うことで、「天竺牡丹」という呼び名になったのです。

写真は「ネリー ブルム ヘッド」藤色のポンポン咲き。
大正時代に発行されたダリア専門書にも紹介されている、生まれて100年の時を過ごしている品種である。
画像 ( )
2006.02.21:acocotori

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