ダリア acocotlis note

▼ダリア(天竺牡丹)日記 Vol.290

ダリアに関する書籍

激動の2010年も間もなく閉じようとしています。
私がダリアと関わるようになりまだまだ30年そこそこですが、記憶の中では、ダリアがこれほど注目された年はなかったように思います。愛好家向きのダリアが、今や、切り花生産が広がりアレンジフラワーの不動の地位を確立、また、ガーデンニング素材として活用が広がっています。切り花は全国の花市場で広く取り扱われることとなり、常に品薄状態となり高値が続いています。
そして、悲しい出来事も続きました。記録的な猛暑やゲリラ豪雨の中で、あれほど苦しむダリアを見たこともありませんでした。生育不良のため、来年の球根販売に支障が出そうだとの話もあり、とても心配しています。

ダリアを取り上げる雑誌が急激に増えてました。フラワーアレンジやガーデンニングBOOKにとどまらず、多方面で取り上げられることとなり、本屋さんでダリアの顔(写真)を見れないことはありませんでした。そんな風景から「ダリアがこんなにメジャーになったんがなー」と、深い感慨を受けた一年でもありました。

さて、北国では雪が舞う季節となり、いわばこらからは「ダリアのオフシーズン」です。ダリアの球根カタログの本格的な発行時期まで、しばらく期間があるようですので(一部で球根注文が始まっているようですが)、この季節にはダリアの専門書を開き、ダリアについて学んで見てはいかがでしょうか。

国内で発行されているものとしては、
◇よくわかる栽培12か月「ダリア」(山口まり著、2010年・NHK出版)
◇ダリア百科〜Encyclopedia of Dahlias〜(日本ダリア会編、2009年・誠文堂新光社)
海外で発行されているものとして(アマゾンで取り寄せ可能)
◇Dahlias A Colour Guide
◇Encyclopedia of Dahlias
◇Dahlias
などがあります。
画像 ( )
2010.12.23:acocotori

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