ダリア acocotlis note
▼ダリア(天竺牡丹)日記 Vol.243
ダリアの新芽に迫りくる「ネキリムシ」
球根を植え付け3週間ほど経過すると、鮮やかな緑・新芽がすくすくと伸び出しています。この芽が大きなダリアになることに大きな喜びと期待に満ち溢れている時期、この若芽を狙う恐ろしい虫がいます。
通称「ネキリムシ」は「カブラヤガ」の幼虫で、10〜20pの若芽を狙い、地際に食らいつき茎を根元から倒してしまい、生育を停止させてしまいます。期待にわくわくしている心をへし折り、おまけに塩を振っていくような仕打ちをします。
ダリアは球根に発芽点がたくさんあるために、次の芽が期待されますが生育(開花)の遅れは否めません。
発生の見込まれない園地では必要としませんが、薬剤等で「ネキリムシ」対策を徹底することが大切となります。
上の写真に写る株元のピンクの粒は「ネキリトン」と言う農薬です。
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写真は「カブラヤガの成虫及び幼虫」(Mushi Navi等より借用しました)
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2010.05.28:acocotori
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