ダリア acocotlis note
▼ダリア(天竺牡丹)日記 Vol.214
秋本番! いや、既に晩秋の雰囲気。
9月も中旬に入り、朝晩が冷え込みダリアが大きく最も美しく咲く季節を迎えた。
絢爛豪華にダリアが咲き競っているものの、ダリア園の一部には咲き急ぎ、既に露心し始めている花も見えている。
なぜだろう。よく観察すると花弁の数や花弁の長さが、この時期の表情とは少し違うように感じられる。花弁数が少なく、花弁がまばらなものや花弁が短くボリュームが感じられない品種があちらこちらで見つけることができる。
「あたかも晩秋のダリアを見ているよう」と感じているのは、私一人ではないだろう。データが無いので確実とは言えないが、なんか変である。
今咲いている花々の花芽が形成されたのは約1か月前。梅雨明けの遅れや長雨で日照時間が平年の半分となった、この夏の異常気象の影響によるものだろか。
切り花栽培者は、例年9月下旬から補光することでしょうが、この夏に曇り日が多かった地方では、早めに点灯を始めた方がいいかもしれません。
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2009.09.10:acocotori
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