ダリア acocotlis note
▼ダリア(天竺牡丹)日記 Vol.246
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第八章 植付後の手入法 植付け後、アブラムシが付くことがあります。この駆除には除虫菊石鹸水または煙草粉末を散布する事が最も効力があります。 大きく完全なる花を作るには、最も良く大きな花蕾を残してその他を全て除去します。花蕾が出たならその先端(天花)の一個を残し脇芽を除去すると、雄大で美麗な花が咲きます。現在、ダーリヤ切花用栽培家は全てこの方法を用います。この脇芽を適当な数だけ除去し、適当な二つの芽を残し予備芽として残存することもありまが、頂芽の花梗は短く、また脇芽はいたずらに生長し、茎が高くなり管理が困難になります。 開花後に花を切り取ると底部の両芽が発芽して次の花枝となりますが、それだけ生長に多くの養分を要するため、補肥に注意しなければなりません。特に品評会用のダーリヤを栽培するには、一つの花蕾の外は全ての花蕾を除去し、そして肥料の力によって絶大美麗の花を得ることになります。 なお、花が連続して開花しやや小さくなった時が、補肥を与える最良の時期であります。しかし、この時期を知ることは多少の経験が必要ですので、初心者は水肥を度々与えることが安全です。
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