ダリア acocotlis note
▼最新 ダーリヤ栽培法 D
第五章 ダーリヤの土質
ダーリヤは殆ど全ての土質で生育出来ます。砂地、礫土、壌土、粘土でも、また低地、高地など何処でも出来ます。しかしながら土地により生長と開花に多少の違いがあります。例えば、砂地や礫土では短きしっかりとしたる緻密なる茎を生じ、重粘土や低地では丈が高くなり、砂地よりも一週間程度は開花が遅くなる等の違いが生まれます。適地は砂質壌土、小石交じりの高地、または傾斜地であり、排水良き肥沃な土は最も適していますが、痩せ地でも肥料を施せば支障ありません。
もし、強い重粘土なれば石炭灰または砂にて軽くしなければなりません。石炭灰を地上に敷き一尺〜一尺五寸位深く土地を耕します。また、極端な砂地なれば粘土を入れて重くします。普通の土壌なれば八寸ないし一尺を耕せば充分であり、早春または出来れば寒中に耕して置きます。そして植える時に再耕すればこれに越した事はありません。
●2010.08.13
●tenjiku-b
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