今週は暖かく、もうすぐ春と思わせるような天気が続いていますね。
おとといは二十四節気の「大寒」で、大寒から節分(今年は2月2日)頃までは一年の
中で最も寒さが厳しい頃とされているので、寒さについてまだ油断できないと思います。
今回は、この時季にピッタリな?「ヒートショック」について書かせていただきます。
先月、中山美穂さんが自宅の浴室で亡くなり、明確な死因は公表されていないものの当時の状況から
「ヒートショックが原因では?」との声が多く上がりました。
ヒートショックとは、急激な寒暖差によって血圧が激しく変動し体に起こる不調のこと。
軽度であれば貧血や立ちくらみ程度で済みますが、重度では心筋梗塞や脳卒中を起こし死に至ります。
ヒートショック対策として、我が家では脱衣所に小型のヒーターを置き、入浴する前に暖めています。
そして参考にしたいのは、当時ちょっと話題にもなった「ドカベン入浴法」です。
ドカベン入浴法とは、人気漫画シリーズ「ドカベン」の主人公・山田太郎が、いきなり浴槽にザブン
と入った妹のサチ子に「そんな入り方は心臓によくない」と注意。
その後、足にかけ湯をした後、浴槽に入り、立ったまま2、3分待つように伝え、「下半身が温まると
そのうちに上半身にも血液が正しく流れ始める」と説明。
その後、徐々に肩までつかるように教えるシーンがありました。
すべて真似する必要はありませんが、心臓から遠い部分から徐々に暖めることが重要だと思います。
高齢者、高血圧、生活習慣病の持病がある方が特にヒートショックになりやすい傾向にありますが、
若い人でも熱い風呂やサウナ好きな人、飲酒後に入浴をするとヒートショックのリスクが高まります。
参考になるかわかりませんが、冬の間はヒートショックには気をつけましょう。