私が受け持った患者さんは初め昼夜逆転していました。訪室してもいびきをかいてぐっすり寝ていることが多く、かろうじて起きているときに話しかけても反応が薄く、リハビリでもすぐ目をつぶり、、という状況でした。
早くなんとかしなきゃと思い、車椅子に乗り病棟内の大きな窓から景色を一緒に眺めながら話をしました。患者さんは久々に起きあがったことでいつもより目がぱっちりで、たくさん話もしてくださいました。
また、リハビリをしてだんだん自分の足で歩けるようになるとさらに表情が良くなり、日中寝ることもなくなりました。患者さんってこんなに明るい人だったのか!と驚くほどの変化がありました。自分で動けることでこんなにも人は変わるのだと学びました。
患者さんに言われた言葉、朝行くと「待ってたよ」帰るときは「気を付けてね、明日も楽しみにしてる」が実習中の心の支えでした。本当に感謝しています。
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