平成25年3月17日(日)に、ウォーター・インタープリター養成講座第4回を開催しました。
今回がいよいよ最後の講座です。
今回の内容は「治水と利水」、「水文化の歴史」、「修了試験」です。
「治水と利水」では、国土交通省東北地方整備局 河川部河川計画課課長補佐である成田秋義氏よりご講義いただきました。
過去に起こった各地の水害を取り上げ、治水対策について学びました。
その後は、長井ダム見学です。
監査廊を通り、普段見学することができないバルブ室などを見学しました。
午後からは、最上川リバーツーリズムネットワークの代表理事である佐藤五郎氏より「水文化の歴史」についてご講義いただきました。
最上川に関する歴史はもちろん、中世時代の発達した日本の水文化について学びました。
ちなみに、最上川が誕生したのは、およそ100万年前だそうです。
全ての講義が終わり、いよいよ修了検定です。
試験の内容は、これまでの全15講座の中から1つテーマを選び課題を作成し、ロープレ形式で行われました。
4人1組となり、ウォーター・インタープリター役と聞き役で役割演技をする実践的なものです。
少ない時間でしっかりテーマをまとめ、与えられた8分間で和気藹々と発表する様子が見受けられました。
これまで学んだ知識だけではなく、わかりやすく情報を普及・伝達するウォーター・インタープリターとしての役割を実感できたのではないでしょうか。
最後に、佐藤五郎氏より受講生全員に修了証が授与されました。
受講生からは、
「水に関心を持つきっかけとなった」
「初めはついていけるか不安だったが、講義内容が面白く受講して本当に良かった」
など1人1人から嬉しい感想を頂きました。
今後、皆さんのウォーター・インタープリターとしての活躍に期待したいですね。
受講生の皆さん、本当にお疲れ様でした!