平成25年2月17日(日)に、ウォーターインタープリター養成講座第3回を開催しました。
今回の内容は、午前中が『水の安全教育』、午後が『森林と河川(法令)』です。
『水の安全教育』については、出羽乃国漂流隊 隊長 山上博行氏にご講義いただきました。
山上隊長は、最上川を中心に、水と親しむ活動を展開していらっしゃいます。平成8年から開催されている「ながい水まつり」ではカヌー体験を主催し、毎年多くの参加者から好評をいただいています。本業は消防署員であり、「川に学ぶ体験活動協議会(RAC)」や「自然活動協議会(CONE)」など、様々な団体のリーダーも務めます。
まさに安全な川遊びのスペシャリストから、川での事故を防ぐためにはどのような対策が必要か、事故に巻き込まれた時の対応などについて学びました。
おぼれている人を救助するためのスローロープ。ロープもバックも水に浮くというものです。
水に入らなくても救助できるので、自分の身の安全を確保することができます。
実習は、応急手当と救命処置です。
心肺蘇生は、講習を受けたことがあるという方がほとんどだと思いますが、あまり実践する機会がありませんので、やり方を忘れてしまいがちです。改めて、手順などを確認していただきました。
午後は『森林と河川(法令)』ということで、国土交通省東北地方整備局 河川部河川計画課課長補佐 菊地裕光氏よりご講義いただきました。
法律となるととても難しそうですが、図解を交えながらわかりやすく説明してくださいました。
参加者からは質問もたくさん出て、大変有意義な講習会となりました。
次回は4回目。いよいよ最後です。