黒滝開削記念碑



白鷹町の、この「黒滝」には岩盤が広がって舟が先に行けず、
舟運は不可能な土地でした。
約300年前、京都の豪商(上杉藩の御用商人)「西村久左衛門」が
1万7千両(現在だと17億円!)という莫大な巨費を投じ
黒滝を開削し、舟運航路を開き町を大きく発展させました。

この開削により、酒田から200kmにも及ぶ最上川の舟運航路が
完成しました。そして、最上川上流の水かさが下がったと
言われるほどの難所だったと言われています。

現在では、天地創造時代を想わせるような
切り立った岩盤が、その痕跡をとどめています。

この記念碑、写真を撮ってきてから気が付いたのですが
 裏でしたね(--;  申し訳ありません…
 国道に接している方が、記念碑の表なんでしょうけれど
 フットパスを歩きながら写真を撮っていたので
 こちらが裏だとは全然!気付かず帰りました…
2010.07.16:229km:[]