◆ボランティアセンターってご存知ですか?
みなさん 『ボランティアセンター』 または 『ボランティアコーディネーター』 ってご存知ですか?名前など聞いたことありませんか? 昨年度、今年度と、何回かこの『ボランティアセンター・ボランティアコーディネーター』 の研修会などに出席して、話を聞いたり勉強したりする機会がとても多くありました。 1月19日にも、 『山形県災害ボランティアセンター運営研修会』 が 山形県社会福祉協議会主催であり、参加してきました。 講義や、ワークショップをまとめてくれたのが、講師としてきていただいた 李 仁鉄 さんです。生まれも育ちも山形市のようでしたが 現在は にいがた災害ボランティアネットワーク の事務局長を務めているそうです。 ボランティア関係の研修会に行くと、講師の方の体験談を話してくださるの ですが、ボランティアに対する感じ方、捉え方が微妙に違うので 話を聞くだけでも面白いし、勉強になります。いつも参加するのは、 行政やNPOやボランティア関係の団体なので 是非一般の市民に講演して欲しいと思うのですが・・・ 李さんの話では、趣味でつかっている twitter は、災害時には安否確認できるので 便利だという話。ということで、この研修会でも twitter で情報を 発信しながら進んでいきました。 東日本大震災で、各地にできたボランティアセンターに訪れて ボランティアの登録をした人は、90万人~100万人いるそうです。 登録しないでボランティアをした人も入れると、相当な数だといわれています。 とにかく 全国社会福祉協議会HP の 東日本大震災のページをのぞいて欲しいと仰ってました。 本来ならば、被災者のニーズが上がってきてはじめてボランティアを必要 とするのですが、意外と 「炊き出しをしたいけど、どこに行ったらいい?」 というように 「○○○したいけど…」と、ボランティアセンターに来る人が 意外と多いそうですが、そうなってしまうと、被災者のニーズではなく ボランティアのニーズになってしまうこともあると聞きました。 (で、結局何ヵ所も避難所などに連絡して、ボランティアの方に はそこまで行ってもらうなど…) 今までの研修会では、ボランティアをしてきた方々のお話が多かったのですが 今回の李さんの話は、 「ボランティアセンター」 からの目線だったので 今までとは違う話しを聞けて、とても勉強になりました。 この研修会場には、偶然に当法人理事の原田陽子さんも来ていました。 原田さんは現在 NPO法人 山形元気応援団 の代表もしていて 震災で山形県に避難してきている方の支援をしているとのこと。 山形元気応援団でも、ボランティアをしてくれる会員を募集中ということでした。
2012.01.20