表裏

明るい部分と暗い部分は常に背中合わせ。
それは「サイパン」に行き感じたこと。

リゾート地として年間数十万人も日本人が遊びに訪れている一方で、
戦時中は何百人もの日本人が命を落とし、今も年配の方々が
花を手向けに訪れる。


遊びに興じている人々とは別に悲しみに浸る人々が混在する国。
南国の気候がそのアンバランスさを余計際立たせる。
いつもはそんなことは感じないのだが、日本色が強い
この国とサイパンの地名や海に沈む戦車?や砲台の名残りを見ると
賑やかな中に寂寞の思いが浮かんでくる。


マリンスポーツを楽しむ大勢の人がいるマニャガハ島にある砲台跡

2006.01.01:0:[ ⇒ サイパンの記憶]