ペルー ~ 少年 ~

「ひがないちにち」
の背景になっている写真です。

どういう情況だと思います?

セピアになっているのであまり感じないのですが・・・
岩がゴロゴロしているさびれた殺風景な荒地で、
4歳前後で服装も綺麗とはいえない貧しいインディオの少年が
生まれて一年経つか経たないような赤ちゃんをおんぶして
子守しながら歩いているところなのです。

日本ではまず考えられない光景です。
一般的に日本人から見ると貧しくかわいそうにも見える状況なのですが、
自分よりもずっとたくましく生活している姿が深く印象に残り撮ったものです。

リゾート目的で楽しむ海外も嫌いではないのですが、
日本人や他の観光客のいなく地元の人が普段暮らしている姿を少しでも感じられる旅行が
好きです。でも、ほとんど「行きたい」という夢になってますが・・・
違う世界を見ると自分の精神面ですごく勉強になっている気がします。


2006.03.31:0:[ ⇒ ペルーの記憶]

初めまして

日本人からみれば可愛そうになるかもしれないけど、彼は幸せなんだろうな。
幸せの定義って難しいもんですからね。
改めて海外にまた行きたいと。自分の知らない世界を見たいなと感じました。
2006.04.17:tama

定義っていうのは難しいですよね

書込みありがとうございます。

「幸せ」にしても他のことにしても。
人の数だけモノサシがあるわけですからね。
日本にも世界にも自分の知らない部分がたくさんあります。
まだまだ発展途上なのは俺自身なようです(笑)
2006.04.23:わたなべ

同じ世界の異次元

最初、このブログに、なにとはなく魅かれたのが、この写真。
どこからか借用した写真だと思っていました。
日本的ではない、または演出された景観かと。
そうではなかった。
わたなべさんの解説で、ナルホドな、と感じました。
会社に遅刻せずに、アイツにはいつか借りを返してやるぞ、なんで業務には最初から無理な締め切りがあるのだ?、2000年以上経過したのに行き着いた社会がこの格差か?、年金どうなるのだろう?、代わっても自民政権の次も又保守か?、非正規雇用がサ、三人にひとり!?、汚染ギョーザ?、リスクわかっていても手を出す証券。
などなどとは異なる次元の世界があるのですね。
2008.03.20:Yamamoto

目の前の情景

この画像を撮った時の私の思いは私しか掘り起こすことはできませんが、
ちょっとした解説をすることで、今まで見ていた画像でも
違う視点が現れ、様々に変化します。

画像に限らず、こんなことは周りに溢れております。
海外に行かずとも自分以外の人って、違う環境を持つものなので
異なる次元だらけです。

Yamamotoさんは職業柄この異次元を常に見ているわけですからねぇ。
私も仕事柄いろいろな人と接するのですが、ほんと次元が違うと戸惑うことが
いまだに数多くあります。



2008.03.20:わたなべ